運動療法啓発イベント「歩いて学ぶ糖尿病ウォークラリー」は厚生労働省主催の「第5回健康寿命をのばそう!アワード」で厚生労働省健康局長優良賞に輝きました。
「歩いて学ぶ糖尿病ウォークラリー」
糖尿病治療の有力な手段の一つである運動療法を普及させる為、公益社団法人日本糖尿病協会はノボノルディスク ファーマ株式会社と共同で「歩いて学ぶ糖尿病ウォークラリー」を1992年より毎年、日本各地で開催。
2016年に43ヶ所で開催された「歩いて学ぶ糖尿病ウォークラリー」では約6,000人が参加、24年間の参加者総数は延べ11万8400人にも達し、日本有数のウォーキングイベントになりました。
25年間、定期的に開催
糖尿病の運動療法を啓発する目的で25年間、定期的に開催されている全国規模のウォーキングイベントは他に例がなく、このような長期間にわたる糖尿病重症化予防と健康寿命の延伸への取り組みが認められ、今回の健康局長優良賞受賞となりました。
「歩いて学ぶ糖尿病ウォークラリー」は糖尿病患者や家族だけでなく、糖尿病に関心がある人も参加が可能。参加者はグループに分かれてゴールを目指し、途中、糖尿病クイズやゲームが楽しめるチェックポイントも設けられています。
ウォーキングの開始前と終了後に行われる血糖測定では、血糖コントロールを良好にする運動の効果が体感でき、ゴールした後は糖尿病の知識を深めることができる「青空糖尿病教室」も用意。
コースは自然の中に設定されており、普段の診療と違う環境で医療者や他の患者との交流が楽しめます。また、開催場所の特徴を生かせるよう、コースに動物園を盛り込む、ご当地クイズを用意するなど、開催場所や内容に様々な工夫がされています。
運動療法の重要性
糖尿病の治療において、食事療法や薬物療法と同様、重要である運動療法。
日本人の糖尿病患者に多い(全体の95%)2型糖尿病の場合、血糖コントロールが安定している人は運動療法を食事療法と平行して実施すると、ブドウ糖や脂肪の利用が筋肉により促されて肥満が解消、筋肉の量や血流が増え、インスリン抵抗性が改善されます。
血糖コントロールが良い状態が維持されるだけでなく、動脈硬化の予防、老化防止などの効果も。ただし、進行した合併症がある場合、運動によって病状が悪化する場合があるので、主治医に相談の上で正しく、運動療法を行うのが大切です。
(画像はプレスリリースより)

ノボノルディスク ファーマ株式会社
http://www.club-dm.jp/公益社団法人日本糖尿病協会
http://www.nittokyo.or.jp/「患者参加型療養支援 DVD 運動療法のすすめ」
http://www.nittokyo.or.jp/doctor/