近年、さまざまなシーンで便利アプリが私たちの生活を支えてくれるものとなっています。もはやアプリのない生活など、考えられないという人も少なくないでしょう。そうした暮らしに密着したアプリで、手軽かつ効果的に糖尿病の管理を行おうという動きも広がってきています。
「スマートe-SMBG」をフィリピン仕様に改良した「Tara Tsek」
アークレイ株式会社は21日、糖尿病管理アプリの「Tara Tsek」を発表、10月下旬よりフィリピン共和国向けにサービスを開始し、無償提供することで、糖尿病患者のサポートを行っていくとしました。
日本をはじめ世界各国で使用されている糖尿病管理アプリ「スマートe-SMBG」をフィリピン仕様に改良したもので、糖尿病管理や食事記録、バイタル管理など、有用なメニューを利用できるものとなっています。
血糖値管理では、日々の血糖値変動と、血糖値に関わる食事や運動などのイベントバイタルデータを記録し、ひと目見て分かりやすいグラフで確認できるようにしています。スマートフォンという身近な端末で、気軽に記録とチェックが行えるため、無理なく生活改善への取り組みを続けやすい点もポイントでしょう。
体重や血圧、食事量、視力チェックなど豊富なコンテンツで自己管理をサポートする機能も搭載されています。入力したデータは、ネット上のクラウドサーバー「Tara Tsek cloud」と同期でき、PCのブラウザでも管理可能となるほか、PDF出力してメールに添付するといったことも可能になっています。
日々の生活を“Let's Check!”
メニューとして、血糖値や食事、インスリン、イベント、運動時の歩数、メモ入力と表示が可能な糖尿病管理機能、体重・血圧・体温といったバイタルデータの記録・表示を行うバイタル管理機能が搭載されているほか、食前食後30分、60分、120分の血糖値を測定し、グラフ化することで、摂取した食べ物や運動により、血糖パターンがどう変わるか体験する「チャレンジ食後120」メニューの機能もあります。
このほか、便利な「通院リマインダー」機能や、合併症予防に効果的な「足の裏を見てみよう!」メニュー、「目の検査」メニュー、「気分チェッカー」機能も備え、糖尿病患者さんにおける全身の健康を総合的にサポートするアプリとなっていることがうかがえます。
「Tara Tsek」とは、タガログ語で「Let's Check」を意味する言葉で、日々の血糖コントロールに役立ててほしいとの思いを込めて名付けられているそうです。フィリピンにおいても糖尿病患者の数は350万人を超え、年々増加傾向にあるとのこと。より多くの患者さんに役立つサービスとなることが望まれます。
アークレイでは、今後も血糖自己測定器や糖尿病管理アプリなど、日々の血糖コントロール・生活習慣の改善に役立つ製品およびサービスの開発・提供を進め、糖尿病患者のQOL向上に貢献していきたいとしており、さらなる取り組みも期待されるところです。
(画像はプレスリリースより)

アークレイ株式会社 プレスリリース
http://www.arkray.co.jp/press/press/2016_10_21.html