持病としてもつ人も多い糖尿病は、誰もが発症しうる身近な疾患です。とくにそのほとんどを占める2型糖尿病は、生活習慣などに由来し、患者数も増加の一途をたどっています。初期にはほとんど自覚症状がなく、日常生活において支障をきたすようなこともないため、安易に放置してしまう人も少なくありませんが、進行すると網膜障害や腎臓障害、神経障害といった合併症を引き起こしてしまうほか、心筋梗塞や脳卒中などのリスクを高めてしまいます。
早期の生活習慣改善で重症化を予防!
こうした合併症や心血管系疾患の発症は、健康な毎日に大きな影響を及ぼすことはもちろん、命にも関わる問題となります。そこでこうした症状の発現リスクを低減するためにも、糖尿病の進行、重症化を防ぐことが重要となります。2型糖尿病の場合、早期の生活習慣改善がその鍵になることは言うまでもありません。
この生活習慣改善をサポートするため、武蔵村山市では、糖尿病等重症化予防事業として、保健師や看護師といった専門職に就く人による保健指導を実施することを決めました。16日、同市より発表されています。
利用料は無料、アドバイスを活かして健康な日々を
対象となるのは、国民健康保険に加入しており、生活習慣を起因とした糖尿病の治療を受けている人で、特定健康診査の結果や医療機関の受診状況の確認により、対象者と認められるかが決まります。利用料は無料ですが、先着順での受付となるため、対象として該当し、応募を行っても指導が受けられない可能性もあります。
提供されるサポートの保健指導は、約6カ月間にわたるもので、専門職の担当者が食事や運動面のアドバイスを行い、生活習慣の改善を目指していくものとなります。指導はかかりつけ医の治療方針に基づいて行われ、原則として訪問などでの面談を2回、電話や手紙、電子メールを用いた取り組み状況の確認と支援を4回実施します。ただし、この指導回数については、参加者の身体状態によって変動しうるとされています。
指導を希望する人は、まずこの事業に参加したい旨をかかりつけ医に申し出て相談し、同意を得ることが必要です。同意が得られた場合には、「武蔵村山市国民健康保険保健指導申込書」に必要事項と希望の面談日時・場所等を記入して申し込みます。
正式に受け付けられた対象者には、初回面談の日時を記した案内が送付されることとなっていますので、それに従って指導を受けましょう。面談日には、かかりつけ医に記入してもらった「糖尿病等重症化予防 保健指導参加指示書」を持参してください。
なおこの事業は、武蔵村山市国民健康保険が事業主体となって実施されるもので、実際の支援事業等については、日本システム技術株式会社を受託者、株式会社医療情報システムをプログラム実施会社とする事業委託によって展開されます。
(画像はプレスリリースより)

武蔵村山市 発表資料
http://www.city.musashimurayama.lg.jp/hoken/1005471発表添付詳細案内資料(プレスリリース)
http://www.city.musashimurayama.lg.jp/projects/471