日本恒順株式会社が製造する「8年熟成恒順香醋」から発見された新たな化合物に肥満や生活習慣病を予防する効果があるとして注目されています。
東京農業大学の辻野義雄教授が代表を務めるフレグライド研究会はその新たな成分に「フレグライド1」と名前をつけ、昨年3月に発表しました。
ヒト臨床試験で驚きの結果
昨年の発表後、同研究会はヒト臨床試験を実施。
その臨床実験とは、30歳から60歳のBMI値が25から30の男女40名を対象に12週間、フレグライド1を0.4マイクログラム含有する8年熟成香醋を摂取する群とフレグライド1を0.2マイクログラム含有する半年熟成香醋を摂取する群に分けて内臓脂肪量の変化について検証したものです。
この臨床試験では驚きの結果が認められました。なんと、8年熟成香醋を摂取した58歳で身長176センチメートル、体重74.4キログラムの58歳男性の内臓脂肪面積が約14%減少したのです。それだけでなく、皮下脂肪面積も約19%減少しました。
更なる効果を検証予定
この研究結果は2016年9月7日から9日までの期間、奈良女子大学にて開催される日本油化学会第55回年会において発表されることになっています。
フレグライド1は香醋だけでなく、純米酢や黒酢にもわずかながら含有されることがわかったため「新規機能性成分フレグライド1の酢および発酵食品中含有量」として発表されます。
フレグライド1は発見されたばかりでその効果のすべてが明らかになったわけではありません。今後、同研究会では糖尿病や肥満に対する効果についての検証を予定しています。
(画像はプレスリリースより)

フレグライド研究会 プレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000021155.html