東京大学医学部附属病院 腎臓・内分泌内科では2016年9月3日に東京大学医学部教育研究棟14階 鉄門記念講堂において第16回慢性腎臓病講座を開催します。
情報化社会の現代日本では腎臓病に関する情報がテレビやインターネット、書籍など様々なところから得られるようになりました。しかし、初歩的な部分から体系立てて話を聞く機会はなかなかありません。そこで同腎臓内分泌内科では2012年から毎年、慢性腎臓病講座を年に4回開催しています。
年4回の講座を慢性腎臓病について詳しく解説する回と透析・移植について詳しく解説する回に分けています。今年はこの9月に行われる第16回慢性腎臓病講座が3回目の講座となり、最終は2016年12月3日に開催されます。
第16回慢性腎臓病講座
今回の講座のテーマは「腎代替療法の選択~透析が将来必要かもしれないと言われた方に~」。
腎臓病患者やその家族、腎臓病に興味のある人は誰でも参加可能。同院に通院していなくても大丈夫です。参加予約の必要はなく、参加費も不要です。
当日は13時からスタート。13時5分から同院医師が透析や移植についてお話します。13時25分からは医療ソーシャルワーカーによる腎臓病治療に対する助成制度の説明、13時50分から医師や看護師による血液透析に関するお話です。その後、少し休憩を挟み、14時50分から腹膜透析、15時35分から腎移植に関する解説を行います。
糖尿病と腎臓病
糖尿病の3大合併症と言えば神経障がい、網膜症、腎症。糖尿病自体よりも糖尿病の合併症の方が発症すると大変だと言われています。
糖尿病腎症が進行すると腎不全に陥り、人工透析が必要に。現代日本においては全透析患者の約40%を占めているのが糖尿病腎症です。人工透析は生活の質を著しく低下させます。そのため、生活の質を低下させないためにも糖尿病腎症を腎不全へと進めないようにすることが大切なのです。
今回の講座で腎臓病について学べばまた糖尿病治療に対する意識が変わるかもしれませんね。

東京大学医学部附属病院 腎臓・内分泌内科 第16回慢性腎臓病講座のご案内
http://www.dm-net.co.jp/event/2016ima/20160903.pdf