2016年7月15日、アークレイ株式会社は「アダムス A1c ライトHA-8380V」を発売します。
この装置は高速液体クロマトグラフィー法(以下、HPLC法)によって赤血球のヘモグロビンとブドウ糖が結合したヘモグロビンエーワンシー(以下、HbA1c)を高精度に測定し、変異ヘモグロビンの検出も可能です。
変異ヘモグロビンも検出可能
変異ヘモグロビンとは遺伝子変異によって立体構造が変化したヘモグロビン。変異ヘモグロビンの種類はたくさんありますが、「HbC」「HbD」「HbE」「HbS」などはよく知られています。
海外の糖尿病患者には変異ヘモグロビンが見られる例が多いため、同社はこの装置を海外で先行販売してきました。しかし、日本においても変異ヘモグロビンを持つ患者が増えてきたため今回の発売に至ったのです。
感染予防にも貢献
同社はこれまでに上位機種「アダムス A1c HA-8180V」を発売していましたが、今回発売の同機種はこれよりも約40%も省スペース化したコンパクト設計。様々な機器が並ぶ診療現場でも設置しやすい仕様に仕上がっています。
また、ゴムキャップ付採血管をそのままセットしてボタンを押すだけで測定可能。操作をする医療従事者が血液に触れることなく簡単に測定することができるため感染予防にも貢献しています。
それだけでなく、消耗品の交換に工具はほとんど必要ありません。
実はHPLC法を採用したHbA1c測定装置を世界で初めて開発したのは同社。同社は糖尿病検査のパイオニアとしてより正確な検査結果が得られるよう研究開発に心血をそそいでいます。
(画像はプレスリリースより)

アークレイ株式会社 プレスリリース
http://www.arkray.co.jp/press/press/2016_07_07.html