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2026年07月17日(金)
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ジャディアンス、血糖管理状態とは独立に心血管死リスクを低減

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ジャディアンス、血糖管理状態とは独立に心血管死リスクを低減

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糖尿病治療においては、心血管系疾患のリスク管理が非常に重要であり、それに基づいた最良の治療方法を選択することが求められています。そうした観点からも注目された「ジャディアンス」(一般名:エンパグリフロジン)に関する長期多施設共同ランダム化二重盲検プラセボ対照の「EMPA-REG OUTCOME」試験の新たな解析結果が発表されました。

心血管系疾患を有する糖尿病患者に対する試験の3サブ解析結果を発表
これは、Boehringer Ingelheim社およびEli Lilly and Company社から9月12日付で公表されたもので、ポルトガル・リスボンで開催された第53回欧州糖尿病学会(EASD)の年次総会でも発表されています。

「ジャディアンス」(エンパグリフロジン)は、1日1回経口投与の選択性の高いナトリウム依存性グルコース共輸送体(SGLT2)阻害剤で、多くの国において成人2型糖尿病の治療薬で承認されています。

SGLT2を阻害することにより、糖の再吸収を防ぎ、過剰な糖を尿中へと排出させるほか、ナトリウムを体外に排出、循環血漿量を低下させることができます。こうした機序により、血糖値を低下させて血糖コントロールを良好にするとともに、糖尿、ナトリウム利尿、浸透圧利尿が心血管系疾患のアウトカムを改善すると考えられています。

「EMPA-REG OUTCOME」試験は、世界42カ国、7,000人以上の心血管系疾患の既往歴がある高リスクな2型糖尿病患者を対象としたもので、血糖降下薬などを用いる標準治療に「ジャディアンス」10mgまたは25mgの1日1回投与を加えた場合について、プラセボ投与群と比較し評価を行いました。

すでに公開されている結果からは、中央値3.1年の観察期間で「ジャディアンス」投与群がプラセボ投与群に比べ、心血管死、非致死的心筋梗塞、または非致死的脳卒中のリスクで14%低くなっていたことなどが分かっています。

ジャディアンス
試験開始時の状態などにかかわらず、一貫して心血管死リスクを低減
今回、発表された事後解析結果によると、試験開始時の測定血糖値による4分類、HbA1c値7.0%未満の群、7.0%以上8.0%未満の群、8.0%以上9.0%未満の群、9.0%以上の群のすべてで、「ジャディアンス」投与群は、プラセボ投与群に比べ心血管死リスクが低下していたそうです。

このリスク低減効果は、被験者の患者集団全体と一貫したもので、また「ジャディアンス」投与による血糖値の改善の有無や程度にかかわらず、一貫して独立に認められたともされています。

また、メトホルミンあるいはSU薬に「ジャディアンス」を追加投与した群と、プラセボ投与群とを比較した結果、心血管死のリスク低減は、被験者の患者集団全体と同様になり、低血糖の有害事象を発現した患者の割合は、「ジャディアンス」投与群とプラセボ投与群で同程度であったことも示されました。

これらの結果から、血糖管理状態が異なる2型糖尿病患者でも、一貫して心血管死リスクを低減するという、「ジャディアンス」投与のメリットを支えるエビデンスが得られたとし、2型糖尿病患者において、心血管系疾患が主な死因となっていることを踏まえると、その意義は大きいとしています。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

Eli Lilly and Company プレスリリース
https://investor.lilly.com/


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