うどんといえば、香川県の讃岐うどんが有名ですね。近年、同県は「うどん県」としてのPRも展開し、全国的に評判となっています。一方で、香川県は2008年に人口10万人あたりの糖尿病受療率で全国ワースト1位に、2011年と2014年にもワースト2位になるなど、糖尿病患者が多いことも分かってきました。香川県民がソウルフード「讃岐うどん」を愛するあまり、食べ過ぎによる偏食、栄養バランスにおける偏りが生じていることも、その一因となっているようです。
坂出商業高校の学生が製作「うどん県健康マスターK」
こうした県民の食生活に起因する健康問題と、同県が文化として誇る「讃岐うどん」がその一因とされてしまうことで、イメージダウンを招いてしまうことに危機感を覚えた地元の高校生が、オリジナルの対策アプリを開発し、話題を呼んでいます。
製作したのは、香川県立坂出商業高等学校ビジネススキル部コンピュータ部門の学生らで、アプリは「うどん県健康マスターK」と名付けられ、Google Playで無償提供しています。誰でもダウンロードして利用できますが、対応OSはAndroid 4.1以上となります。
最適なおかずの組み合わせを提示するなど、ゲーム感覚で健康な食生活をサポート!
基本はカロリーおよび栄養成分値の計算アプリとなっており、はじめにユーザー設定で年齢、性別を登録します。アプリには4つのゲームが用意されており、「合せうどん」、「知るうどん」、「導きうどん」、「最寄うどん」の中から任意のものを選べばスタートです。
たとえば「合せうどん」では、各種うどんの単品メニューと組み合わせれば良いと思われる副菜のおかずを選んでいくクイズが展開されます。設問に答えていくと、そのメニューを食べたときに摂取される平均カロリーとタンパク質、脂質が表示され、健康メニューとしてみたときにどうか、「不足」、「標準」、「注意」、「過剰」の判定がなされます。健康階級の判定もなされる仕組みとなっており、より上級を目指してバランスの良い食べ方を学んでいくクイズゲームが楽しめます。
また「導きうどん」では、好みのうどんメニューを選択すると、食べ合わせの良いおかずと選んだうどんのカロリーが表示され、栄養バランスをよくする組み合わせおかずの健康豆知識も紹介されます。
このほか「最寄うどん」では、GPS機能を用い、設定した距離内にある近隣うどん店を検索可能とし、しっかり「うどん県」としてのPRも展開しています。カロリー消費のための運動サポート機能もあり、これを瀬戸大橋や丸亀城といった香川県の名所を用いて表現している点もユニークですね。
全体として直感的に分かりやすく、使いやすい栄養バランスサポートアプリとなっています。可愛らしいキャラクタとともに、楽しく健康的な食生活を考えることができるものとなっていますので、香川県民ならずともチェックしておいて損はないでしょう。糖尿病予防に向け、あなたもチャレンジしてみてはいかがですか。
(画像はGoogle Play プレビュー画面より)

Google Play 「うどん県健康マスターK」
https://play.google.com/store/apps/sakasho.udokenk