2017年8月22日、株式会社島津製作所は太陽生命保険株式会社と共同で株式会社MCBIへ出資したことを発表しました。
ヘルスケアスクリーニング事業の強化
出資先である株式会社MCBIは筑波大学発のバイオベンチャー企業。この企業は血液バイオマーカーを用いた予防医療や先制医療支援を行っています。
島津製作所は自社が開発した質量分析装置や医用イメージング装置によって、糖尿病をはじめとした生活習慣病や認知症などの早期発見および早期治療への取り組みを強化しています。
この取り組みの一環として、1回の採血で軽度認知障がいや生活習慣病、がんなどをスクリーニングする分子診断技術を確立したいと考えており、その足がかりとして今回の共同出資に至りました。
軽度認知障がいの段階が重要
厚生労働省によると、2025年には認知症患者が700万人を突破するのではないかと予想されており、65歳以上の5人に1人が認知症を患うのではないかと考えられています。そのため、認知症予備軍と言われる軽度認知障がいの段階で生活習慣を改善する必要があるのです。
軽度認知障がいは認知症の前駆段階。この段階では日常生活においては支障がないのですが、放置すると約4年で40%程度が認知症を発症すると言われています。
同社は今回の共同出資によってMCBI社が最大限のパフォーマンスを発揮できるように協力します。
(画像は株式会社島津製作所公式ホームページより)

株式会社島津製作所 プレスリリース
http://www.shimadzu.co.jp/n00kbc000000dgng.html