腎臓病・透析患者向けのポータルサイト「じんラボ」を運営する株式会社ペイシェントフッドは、全国の腎臓病・透析患者を対象にアンケート調査を実施、その結果を5月9日公開しました。
腎臓病・透析療法を受けている人を対象に調査
同社が行ったのは、全国95名(性別・年齢は不詳)を対象にWEB上で行ったアンケート調査。糖尿病とも関連の深い腎臓病と透析療法を受ける患者に向けて調査を行いました。
医療技術の進歩や透析器の性能アップにより身体的な治療効果は飛躍的に向上しました。その一方で患者の生活の質(QOL)、特にメンタル面のケアは遅れていると言われています。この調査は、その実態を調査するべく行われたものです。
結果によると、腎臓病や透析がきっかけでうつ病と診断された、うつ病と思われる症状がある・あった人は全体の70.5%にものぼることが分かりました。
生活への大きな影響がストレスとなり、うつや抑うつ状態に
主な症状は、「気分の落ち込み、憂鬱、絶望的な気持ち」が最も多く58.9%。次いで「意欲の低下」や「不眠症」が43.1%で並びました。
腎臓病を発症し、透析療法の導入を余儀なくされることで、仕事や人間関係、経済面などに大きな影響があり、患者自身の不安感とも相まって大きなストレスとなっていることが原因ではないかとみられています。
急がれるメンタルケアの多チャンネル化
一方で、通院施設でのメンタルケア相談の環境整備については、特に相談できる環境はないという回答が多く、その環境があれば利用しますかの問いでは、61.1%の人が利用したいと回答しています。
同社は患者自身の病状や性格、環境、抱える悩みは千差万別なので、患者の必要とするタイミングで、患者に合うメンタルケアを提供できるさまざまなチャンネルが必要であり、その整備に早急に取り組むべきであると提言しています。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ペイシェントフッドのプレスリリース(Value Press!)
https://www.value-press.com/株式会社ペイシェントフッド
https://www.patienthood.net/じんラボ
http://www.jinlab.jp/