フィンランドのトゥルン・イリオピスト(トゥルク大学)の研究者は、心肺機能を中程度に保つ運動を行うと、体重に関わらず脂肪肝のリスクが下がるという研究成果を発表しました。
脂肪肝リスクの軽減につながる新たな可能性を示唆
同大学の応用心臓血管系研究センターの研究者、クリスティーナ・パーブが行ったのは、30~47歳の463人を対象にしたサイクルエルゴメータを使った運動試験。脂肪肝か否かは超音波診断で判定しました。
結果によると、身体活動やアルコール摂取、喫煙の状態、インスリン量などにもかかわらず、中程度の心肺機能を有する人は脂肪肝になるリスクが低いことが判明しました。
体重よりも心肺機能を良好に保つことに重要性が
脂肪肝は2型糖尿病や代謝障害、心血管疾患などのリスク増加にも密接に関わっており、重要な目安となっています。
これまで体重による脂肪肝リスクについての考察はされてきましたが、今回の研究成果は、肥満かどうかではなく、心肺機能の状態も脂肪肝リスクに大きく関わっていること、心肺機能を中程度に保つ運動をすることで脂肪肝リスクを下げることを示唆しています。
この研究成果は医学・科学系の学術誌、スポーツ&エクササイズジャーナル4月号に掲載されました。
(画像はプレスリリースより)

トゥルン・イリオピスト(トゥルク大学)のプレスリリース
http://www.utu.fi/en/news/newsトゥルン・イリオピスト(トゥルク大学)
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