カナダにあるブリティッシュコロンビア大学オカナガンキャンパスのSanjoy Ghosh准教授らは、スナックなどに含まれる食用油の消費と健康な生活を送るための運動モチベーション、そしてインスリン感受性の関連についての研究結果を学術誌The Journal of Nutritional Biochemistryに発表しました。
オメガ6と怠惰な生活に強い関連が
同准教授は、スナックやハンバーガー、エネルギーバーなどに使われているオメガ6系統の不飽和脂肪酸を含む食用油の消費と運動へのモチベーション、インスリン感受性に関連性があるとしています。
Ghosh准教授と同大学の生物学者およびデータアナリストであるJason Pitherは、欧州21カ国のデータを分析。毎週テレビを視聴している時間と国のGDP・都市化傾向・緯度などさまざまな要因を調べた結果、オメガ6系統の不飽和脂肪酸の消費と座ったままの生活の増加に明らかな関連性を見つけました。
特に食事中のオメガ6系不飽和脂肪酸などの多価不飽和脂肪酸が、10代女性の座りきりの行動と強く関連しているといいます。
欧州の成人女性ではインスリン感受性にも関連
また欧州の成人女性では、多価不飽和脂肪酸の消費によりインスリン感受性が低くなるなど、糖尿病との関連が弱いながらも見られる新たな証拠を示しました。
研究者チームはさらに多くの試験と研究が必要としながらも、普段私たちが食べている食事に含まれるコーン油やマーガリン・マヨネーズなどが動くことへのモチベーションを下げ、怠惰にしてしまう可能性があると示唆しています。
この研究成果が日本人にも当てはまるかは今のところ不明ですが、気になる結果でありさらなる解明に向けた今後の研究が期待されます。
(画像はブリティッシュコロンビア大学オカナガンキャンパス公式ページより)

ブリティッシュコロンビア大学オカナガンキャンパスのプレスリリース
https://news.ok.ubc.ca/2017/04/12/The Journal of Nutritional Biochemistryに掲載された論文
http://www.jnutbio.com/article/ブリティッシュコロンビア大学オカナガンキャンパス
http://ok.ubc.ca/welcome.html