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2026年07月24日(金)
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糖尿病が心臓病・脳卒中を招くことを知らない人が過半数!

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糖尿病が心臓病・脳卒中を招くことを知らない人が過半数!

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糖尿病は世界的に患者数の増加が著しい疾患であり、日本国内でもきわめて罹患者の多い身近な病気となっています。一方で早期にはほとんど自覚症状がないこともあり、本当の恐ろしさを知らぬまま、異常を放置してしまう人も少なくないのが実情です。

滋賀医科大学の追跡研究調査で循環器疾患リスクの認知は5割未満と判明
糖尿病の場合、それによって引き起こされる合併症や他の疾患リスクの上昇が、健康に深刻な影響を与えるものとなるのですが、国立大学法人滋賀医科大学が27日に発表したところによると、糖尿病が心臓病や脳卒中を引き起こす危険因子であることを知っている国民は5割未満であることが判明したそうです。

この結果は、同大学アジア疫学研究センターの三浦克之センター長が研究代表者となっている厚生労働省研究班(指定研究)のNIPPON DATA追跡研究によって明らかとなったもので、「日本循環器病予防学会誌」の2016年11月号にも掲載されました。

調査は、2010年に実施した国民健康・栄養調査に参加した全国の20歳以上男女、2,891人を対象としており、「心筋梗塞または脳卒中の原因として正しいと思うもの」を提示された項目から選択する、自記式質問調査の形式で実施されています。参加者はランダムに抽出された日本全国300地区の一般住民で、男性が1,236人、女性が1,655人、平均年齢は58.8歳でした。

リスク
正しい知識をもって糖尿病やリスクと向き合おう!
解析の結果ベースライン時で、心臓病や脳卒中といった循環器疾患を引き起こす危険(リスク)因子であることが正しく認知されていた割合は、高血圧が85.8%と最も高く、次いで高コレステロール血症の72.6%、喫煙の58.5%となりましたが、以下、不整脈は49.8%、糖尿病は45.1%、HDLコレステロール低値が38.5%と半数に満たないことが分かりました。糖尿病はとくに強い関連性をもった危険因子であるにも関わらず、半数以上の国民にリスクが認知されていないことになります。

研究結果によると、それぞれ該当する危険因子を自らが保有している場合(たとえば高血圧患者における高血圧、糖尿病患者における糖尿病、喫煙習慣のある人における喫煙など)、それが循環器疾患の危険因子であることを知っている割合が、そうでない人に比べて高い傾向が確認されたそうです。

糖尿病患者では、糖尿病がリスク因子であると正しく回答できた人が67.6%であったのに対し、非糖尿病者では41.8%にとどまっていたと報告されています。

しかし、何らかの危険因子をもつ人が、自分の保有する以外の危険因子についてもより正しく認識しているかというとそうではなく、その他の危険因子に関する認知度では、危険因子をもたない人と変わりませんでした。

研究グループでは、高血圧が循環器疾患の危険因子であることは多くの国民に認知され、予防への取り組みも浸透、1960年代以降、国民の血圧水準が年々低下し、循環器疾患死亡率も低下してきたことを紹介し、今後は糖尿病などの危険因子についても認知度を高め、予防意識の向上を図っていくことが重要だとまとめています。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

国立大学法人滋賀医科大学 プレスリリース
http://www.shiga-med.ac.jp/h28/H290327.pdf


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