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2026年07月17日(金)
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ストレスは肥満のもと?ホルモンとリスクが関連

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ストレスは肥満のもと?ホルモンとリスクが関連

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現代は何かとストレスの多い社会ですが、ストレスフルな生活を続けていると、心身に不調をきたすこともあります。この精神的なストレスは、糖尿病の高いリスク源ともなる肥満にも関連していることが、最新の研究報告で明らかになりました。

ストレスホルモンのコルチゾール値が高いと肥満リスクも高い傾向
この研究報告は、Sarah E. Jackson氏らの研究グループによってなされたもので、専門誌「Obesity」に2月23日付で論文が掲載されています。

研究グループは、ストレスホルモンであるコルチゾールが慢性的に高い場合、肥満を起こしやすくなるとの仮説のもと、長期的かつ多量のコルチゾール分泌で生じる毛髪でのコルチゾール蓄積を調べ、肥満リスクと関連性があるかどうかを検討しました。

コルチゾールは、副腎皮質で生産・分泌されるホルモンのひとつで、持続的にストレスを感じると増えることが知られています。糖代謝をはじめ、たんぱく質や脂質代謝にも関連しており、多すぎても少なすぎてもいけません。

検討を行うにあたり、研究グループは、英国における縦断的研究に参加した54歳~87歳の男女2,527人を対象として、もっとも頭皮に近い部分から2センチの毛髪を採取、コルチゾール値を調べました。対象となった2,527人のうち、98%は英国人の白人であったことが報告されています。

ストレス
どちらから発生するかは不明も関連性はあり
データ解析の結果、毛髪から測定したコルチゾール値のレベルは、男性においても女性においても、体重やBMI指数、胴囲と正の相関関係にあることが判明しました。

胴囲は男性で102センチ以上、女性では88センチ以上となっており、BMI指数に関しては数値が大きい人ほど、体脂肪量も多くなっており、30以上の肥満とされる人の割合や、過去4年以上の継続的な肥満度の高さとも、コルチゾール値の高さは有意に関連していたそうです。

結果に影響を与えうる年齢や性別、社会経済的地位、喫煙の有無、糖尿病の有無、関節炎症状などを考慮しても、コルチゾール値と肥満リスクには相関関係があることが認められ、慢性的なコルチゾールの過剰分泌状態は、脂肪の増加、肥満と関連すると結論づけられています。

ストレスホルモンとされるコルチゾールの多量分泌と、体重増加、肥満リスクには明確な関連性があることが示されましたが、今回の研究のみでは、どちらが先に生じたものであるかは断言できません。

しかし、精神面の健康にも配慮し、ストレス過多な生活を続けないようにすること、健康的なストレス発散方法を身につけて、過食に走らないようにすることなどは、肥満症や糖尿病のリスクを下げることにもつながるのではないでしょうか。

(画像は写真素材 足成より)


外部リンク

Obesity : Hair cortisol and adiposity in a population-based sample of 2,527 men and women aged 54 to 87 years
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/oby.21733/full


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