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2026年07月15日(水)
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糖尿病患者は慢性B型肝炎の有病率が高い傾向

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糖尿病患者は慢性B型肝炎の有病率が高い傾向

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近年2型糖尿病患者の場合では、そうでない人に比べB型肝炎ウイルスに感染しやすいといった報告や、慢性B型肝炎の患者では、通常よりもインスリン抵抗性をもっている比率が高いといった報告がなされるようになり、この2つの疾患における関連性が注目されるところとなっています。

中国から新たな関連性を示す報告
これに関し、中国からの最新研究報告として、2型糖尿病患者では慢性B型肝炎の有病率が高いとする論文が提出され、「Journal of Diabetes Investigation」のオンライン版に12月8日付で掲載されました。

この研究はJun Lu氏らのチームによるもので、彼らは2型糖尿病と慢性B型肝炎の関連性を検討すべく、2005年6月から2014年2月までの期間、成人発症の自己免疫性糖尿病(1型糖尿病)患者381人、2型糖尿病患者1,365人、非糖尿病患者1,365人の協力を得て、横断的研究を実施しています。

なお、C型肝炎ウイルスキャリアや肝硬変を発症している人、悪性新生物および重度の腎機能障害を有する人は対象から除外しました。

B型肝炎
1型糖尿病ではみられない関連性が2型糖尿病患者では確認される結果に
それぞれのグループで慢性B型肝炎の有病率を調べたところ、2型糖尿病患者の群では、非糖尿病患者に比べて、対象全体で13.5%対10.0%の割合で有病率が高く、また肝機能が正常な集団でも、13.3%対8.8%で有意に慢性B型肝炎有病率が高いことが判明しました。

一方、成人発症の1型糖尿病患者では、非糖尿病患者と比較しても慢性B型肝炎有病率に有意な差はなく、その割合は同等であったとされています。

複数のロジスティック回帰分析により、肝機能にかかわらず、年齢や性別、BMI指数といった結果に影響しうる要素の調整を行った結果でも、2型糖尿病患者における慢性B型肝炎有病率は有意に高く、非糖尿病患者と比較すると、そのオッズ比は約1.5倍となったそうです。

この結果を受け研究チームでは、中国人では2型糖尿病患者において、より多く慢性B型肝炎の有病者が確認されることが分かったとし、こうした関連性について、慢性B型肝炎の状態が2型糖尿病発症のリスクを高めているのか、それとも2型糖尿病が慢性B型肝炎のリスクを増加させているのか、確かなエビデンスを得るためのさらなる研究が必要だとまとめています。

(画像は写真素材 足成より)


外部リンク

Journal of Diabetes Investigation : Hepatitis B Virus Infection Status is more prevalent in patients with type 2 diabetes
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jdi.12609/full

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