2016年12月20日、栃木県は「栃木県糖尿病重症化予防プログラム」を策定したことを発表しました。同県は、全国平均に比べ、糖尿病患者数及び透析患者数が多く、さらに増加傾向にあるため、対策が急がれていました。
同プログラムは、一般社団法人栃木県医師会及び栃木県保険者協議会と協働して策定しました。保険者による糖尿病重症化予防の効率的な対策をするため、実施可能で標準的な取り組みを示しています。
プログラム内容
同プログラムでは、検診データやレセプトデータを活用し、対象者を抽出します。対象者は、「糖尿病境界域段階の者」「重症化予防段階で未治療もしくは治療中断者」「重症化予防段階の者」の3段階に分けます。
「境界域段階の者」には、リーフレットの配布や検診結果説明会などの情報提供を行います。
「未治療もしくは治療中断者」には、手紙や電話、面接、訪問などによる受診勧奨を行います。
「重症化予防段階の者」には、「参加同意書」を取得した後、かかりつけ医から「保健指導指示書」を取得し、かかりつけ医の指示のもと6ヵ月間を目安に食事、運動指導を実施します。指導終了後にはかかりつけ医に「実施報告書」で報告します。
プログラムの特徴
同県プログラムの特徴は、糖尿病境界域や発症段階の者も対象としている点です。同プログラムは、糖尿病発症や重症化、人工透析への移行を防止することを目的としています。
(画像はプレスリリースより)

栃木県保健福祉部 プレスリリース
http://www.pref.tochigi.lg.jp/e09/documents/puroguramu.pdf