愛知県の豊川市では、直近の国民健康保険特定健康診査で、糖尿病診断の目安となる血液中のHbA1c値が高い受診者の割合が、前年代で約5割以上となり、2人に1人以上が糖尿病予備群の可能性が高いという結果が明らかになり、糖尿病が重要な健康課題のひとつであることが改めて認識されるところとなっています。
職員に対する意識づけを推進、市民への予防呼びかけに
豊川市の発表によると、健診におけるHbA1c値の有所見者数は、愛知県の平均と比較しても2割以上多いことが判明したため、平成27年度から保健センター・保険年金課・介護高齢化3課で「糖尿病対策プロジェクト」を立ち上げ、糖尿病予防を呼びかけるさまざまな取り組みを進めてきているそうです。
予防の基本となる健診・食事・運動にあわせたキャッチフレーズを設定し、市民への呼びかけを進めたり、広報を通じて予防啓発、疾患に対する知識向上を図ったりと、多彩な取り組みを関係各所とも協力しながら展開していますが、今回は市の職員にも自分のこととして意識してもらおうと、日々利用される市役所職員食堂のテーブルに啓発媒体を設置しました。
市内企業の食堂などにも設置へ
設置されたのは、『自分のHbA1cを知っていますか?』をテーマとする掲示資料で、どの程度までが基準範囲内なのか、また糖尿病予備群、糖尿病とされる値の目安はどのくらいかを示し、自らの健診結果における値の確認を促しているほか、いかに多くの人々が糖尿病予備群にあるか、動脈硬化が進行するなど同時に発生するリスクによってどのような健康被害がもたらされるかなどを分かりやすく解説しています。
12日の12:30から、市役所1階にある職員食堂には、糖尿病対策プロジェクトメンバーのスタッフ10名が集まり、この資料媒体を食堂テーブルに設置、日頃からの糖尿病予防実践を訴えたそうです。
豊川市では今後、市内の企業などにおいても食堂などへこの資料媒体を設置してもらえるよう、依頼・提案していくとしており、これまで以上に積極的に、市をあげて糖尿病予防へ取り組んでいく姿勢をみせています。
(画像はプレスリリースより)

豊川市 プレスリリース
http://www.city.toyokawa.lg.jp/豊川市 お知らせ
http://www.city.toyokawa.lg.jp/smph/press/20161207-3.html