暑い毎日が続く中、のどを潤そうとついよく冷えた炭酸飲料やジュースに手が伸びがちという人も少なくないのではないでしょうか。しかしこうした甘い飲み物のとり過ぎは、2型糖尿病や肥満につながりやすく、生活習慣病の発症リスクを大幅に高めるものとなってしまうため注意が必要です。
「The Sour Side of Sweet」と題したキャンペーンを開催
ニューヨーク市保健精神衛生局は現地時間の7月31日より、こうした甘い飲み物の過剰摂取に警鐘を鳴らすメディアキャンペーン「The Sour Side of Sweet」をスタートさせました。本人に注意を促すことはもちろん、こうした飲料を好む子どもたちにも与えすぎないようにと訴えています。
キャンペーン資料では、甘味飲料の摂取は虫歯を生じやすくなることはもちろん、長期的にみたとき肥満につながり、2型糖尿病や高血圧、心臓疾患のリスクを上昇させるものになるとして、できるだけ避けるよう促されています。
甘い炭酸飲料やジュース、スポーツドリンク、甘みの付加された紅茶やコーヒーベースのドリンク類は、口当たりよく簡単に思わぬ量のカロリーを摂取してしまいやすいことも解説、20オンス(約592ml)ボトルの炭酸飲料1本だけで70グラム超の砂糖が付加されており、栄養価としては貧しいものであるにもかかわらず250kcal以上を摂ってしまうと紹介しました。
健康のため、飲むものに注意を払おう!
ニューヨークの保健精神衛生局では、甘味飲料を避ける具体的な行動策として、毎日の飲み物をまず水ベースにし、お金もカロリーも節約するように心がけることを挙げ、水が味気なく感じられるなら、レモンやライムで風味付けをするとよいとしています。
またジュースを飲む習慣からフレッシュなフルーツを食べる習慣へと切り替え、食物繊維やさまざまな栄養素、ビタミンを摂取できるようにすること、健康そうなイメージを与えているものの、実際は多くの砂糖を含むスポーツドリンクやエネルギードリンクはやめることも挙げました。
そのほか、プレーンで無糖のミルクを選ぶように注意すること、あらかじめ甘みが付加されているコーヒーや紅茶にも気をつけ、砂糖を少なめにと注文するなど工夫するようにも呼びかけています。また、甘味飲料をどうしても飲みたい場合は、できるだけ小さいサイズを選ぶようにし、飲み物に対してより意識的になり、糖分やカロリーの摂取量計算時に飲料からの摂取分も加えて、全体での自己管理を徹底するようにとしました。
(画像は「The Sour Side of Sweet」キャンペーンページより)

NYC Health 「The Sour Side of Sweet」
http://www1.nyc.gov/