腎臓病や透析に関する役立つ情報を提供する特定非営利活動法人腎臓サポート協会は、同協会が運営する腎臓病なんでもサイトの会員を対象にしたアンケート調査の結果を公開。腎臓に不安のある人は60歳以上が過半数を占めているなどの結果が明らかになりました。
不安を抱える人は60歳以上が過半数
同協会が毎年10月から11月にかけて実施している会員向けのアンケート調査。今回その調査結果をまとめ、公開しました。
結果によると、腎臓に不安のある人の年齢は60代以上が54.8%と半数を超え、就業状況では「無職」、「定年退職後」が合わせて半数近くに登ることが分かりました。
また、腎臓病以外に患っている病気はあるかの質問に、約半数46.7%の人が「高血圧」と答え、「糖尿病」と回答した人も18.3%と2割ほどいることも分かりました。
理解していても具体的な実践は難しく
腎臓病でしばしば必要とされる食事療法について、その必要性や制限すべき成分、病気の進行でどのような状態になるかを知っている人は、ほぼ7割。一方で食事制限の具体的な実践方法を理解している人はやや低く57.7%でした。
また透析の準備ができていない状態で緊急に透析を導入せざるを得なかった人は21.2%。透析を始めることで日常生活が変化するのではと不安に思った人は8割を超えました。
糖尿病患者の不安とも類似点が
しばしば合併症として互いに現れる確率の高い糖尿病と腎臓病、高血圧、心臓病などの生活習慣病。
日常生活が変化することへの不安、食事療法の重要性を理解しながらもその実践の難しさなど、共通点も多いことから、それらを俯瞰的に予防、治療することの大切さが今回調査の結果で明らかになりました。
(画像はプレスリリースより)

特定非営利活動法人腎臓サポート協会のプレスリリース(Dream News)
http://www.dreamnews.jp/press/アンケート結果(PDF)
http://www.kidneydirections.ne.jp/result特定非営利活動法人腎臓サポート協会
http://www.kidneydirections.ne.jp/