ニュージーランドにあるオタゴ大学の研究者チームは、毎日30分の歩行と30分ごとに2分間中程度の強度で歩くことで、血中脂質レベルを大幅に下げられるとの研究成果を発表しました。
オフィスワーカーでもできる効果的な運動
日本と同様、ニュージーランドでもオフィスなどで日中座りながら仕事をする人が多くいます。
この様な生活を送る人でも、ジムなどに通うことなく動脈を詰まらせるトリグリセリドの値を大幅に下げられることが分かりました。
トリグリセリドは中性脂肪といわれることもある血液中の脂質です。脂肪や糖質の摂りすぎや糖尿病、肝臓病で高い値となることで知られています。
これまでも同様の運動が血糖値とインスリン値を低下させることが分かっていました。
30分ごとに2分、そして連続した30分の運動で中性脂肪を下げる
今回検証され効果が認められたのは、1日に30分間の連続した身体活動と、30分ごとなど定期的に中程度の強度で2分間歩くという動作の組み合わせ。
これにより長時間座って仕事などをしている人でも、活動開始後24時間の食事で反映されるトリグリセリドの値が下がるといいます。
主任研究員でありオタゴ大学ヒト栄養学科のPeddie博士は、これまでの研究では定期的な歩行と休憩が脂質レベルに影響を与えるという証拠の検出には失敗していた。その原因は、運動効果をすぐに検証していなかったからではないかと指摘します。
このアプローチが長期間にわたって維持されることで、定期的に座っている人でも健康のための効果を十分にあげることができると話しています。
(画像はオタゴ大学のホームページより)

オタゴ大学のプレスリリース
http://www.otago.ac.nz/news/オタゴ大学
http://www.otago.ac.nz/