英国で6番目に長い歴史を持つエディンバラ大学の研究者らは、重度肥満者のための専門クリニックは、妊娠合併症リスクを減らすのに役立つという研究結果をあきらかにしました。
肥満ケアを受けていた妊婦とそうでない妊婦を比較調査
研究は妊娠中で、重度の肥満とされるBMI(体格指数)40以上の女性1000人を対象に行われました。
対象者のうち約半数が通っていた肥満専門の診療所の妊婦と、そうでない標準の妊産婦ケアを受けていた妊婦との違いを比較しています。
専門の肥満診療所では、産科医・助産師・栄養士など臨床の専門家からなるチームにより、妊娠中の健康的な食事や体重管理に関する特別な助言が与えられるとともに、妊娠糖尿病などの病気についても検査を行いました。
また、妊娠合併症を発症した妊婦は別の専門診療所に紹介されることなく継続して同クリニックでの治療が行われました。
肥満に対する適切なケアは合併症リスク減につながる
結果によると、肥満のためのスペシャルケアを受けていない妊婦は、ケアを受けた妊婦よりも死産率が8倍も高いことがあきらかになりました。
エディンバラ大学医学部リサーチ・インスティテュート・リサーチ・カウンシルのフィオナ・デニソン博士は、肥満女性は妊娠合併症を引き起こすリスクが高いと語ります。
また、総合チームの一員であり同大学代謝医学のレベッカ・レイノルズ教授は、妊娠糖尿病の早期診断と適切な治療は肥満など高リスク妊婦の危険性を下げる有効な方法だと話しています。
(画像はエディンバラ大学ホームページより)

エディンバラ大学のプレスリリース(Science Daily)
https://www.sciencedaily.com/エディンバラ大学のプレスリリース
http://www.ed.ac.uk/エディンバラ大学
http://www.ed.ac.uk/