2017年6月15日、サノフィ株式会社は基礎インスリンを投与されている高齢2型糖尿病患者に対し、投与する薬剤を同社が販売する「Toujeo」に切り替えたところ低血糖リスクが少なくなったことを発表しました。
57%も減少
同社が実施したDELIVER3試験は基礎インスリンを投与されている65歳以上の2型糖尿病患者1,610人を対象に実施したもの。元々基礎インスリンを投与されている患者に投与する薬剤をToujeoもしくは別の基礎インスリンに切り替えて6カ月間状態を追跡しました。
すると、他の基礎インスリンに切り替えた患者よりもToujeoに切り替えた患者は低血糖が57%も減ったことがわかりました。
低血糖って何?
糖尿病は高血糖の状態が続く病気です。そこで、インスリンや飲み薬を使って血糖値を下げるのですが、この薬が効き過ぎた状態が低血糖です。
糖尿病になると体内のインスリンが不足するため、薬や注射によって体外からインスリンを補給します。しかし、ヒトの体に必要なインスリンの量は常に同じなわけではありません。
食事の間隔や量、運動量によって必要なインスリンの量は変わるのですが、このような微妙な変化には薬や注射では対応することは不可能です。そして、時にインスリンが効き過ぎるということも出てきます。
低血糖を起こすと発汗、悪寒、動悸、頭痛、眠気、意識障がい、異常行動などの症状が見られ、もしも自分で低血糖を起こしていることがわかった場合はすぐにブドウ糖を口にするといいでしょう。
(画像はサノフィ株式会社公式ホームページより)

サノフィ株式会社 プレスリリース(日経プレスリリース)
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