2017年6月16日、サノフィ株式会社は自社が発売する「Soliqua 100/33」がHbA1cを低下させることが新たな事後解析によって明らかになったと発表しました。
驚きの解析結果
この「Soliqua 100/33」は日本では未承認の薬剤ですが、EUでは既に「Suliqua」という名前で販売されています。基礎インスリンもしくはリキシセナチドでは血糖コントロールが難しい成人2型糖尿病の治療薬として開発されました。
基礎インスリンを1日に15~40単位投与されている成人2型糖尿病患者にSoliqua 100/33を投与したところ、30週後にHbA1cが1.09~2.41%低下。
また、同社は同薬剤を投与する前のHbA1c値で対象患者をグループ化したLixiLan-L 第3相試験を新たに事後解析したところ、すべてのサブグループにおいてHbA1cの平均値が7%未満であることもわかりました。
HbA1cって一体何?
糖尿病に関する血液検査では空腹時血糖とHbA1cという項目が重要視されます。
空腹時血糖は血液を採取した時点で血液中にどれくらい血糖が含まれているのかを知るための項目です。血液を採取する前に食事を摂ってしまうと糖尿病ではなくても高めの数値になるため注意が必要です。
対して、HbA1cは血液中でヘモグロビンと結合している糖の割合を調べるための項目。これを調べることで過去1~2カ月の血糖値の平均を知ることができます。つまり、血液検査の直前に食事量や食事内容を調節しても、HbA1cの値によって過去の血糖値がわかってしまうのです。
(画像はサノフィ株式会社公式ホームページより)

サノフィ株式会社 プレスリリース(日経プレスリリース)
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