糖尿病ニュース
2026年08月02日(日)
 糖尿病ニュース

糖尿病性腎症の克服を目指す再生医療ベンチャーが誕生

話題・時事ネタ
地域情報
調査・アンケート
商品情報
セミナー・イベント
新着ニュース30件






























糖尿病性腎症の克服を目指す再生医療ベンチャーが誕生

このエントリーをはてなブックマークに追加
近年、疾患やけがによって損なわれた臓器や組織の働きを根本的に取り戻すことを目指し、幹細胞を取り出して培養、目的とする組織などにしてから移植するといった再生医療への関心が急速に高まっています。糖尿病領域においても例外ではなく、さまざまな開発・研究が活発に進められています。

ジーンテクノサイエンスとアインHDらが新会社を設立
バイオベンチャーの株式会社ジーンテクノサイエンスは7日、株式会社アインホールディングスや株式会社北洋銀行、北海道ベンチャーキャピタル株式会社の運営するほっかいどう地方創生投資事業有限責任組合とともに、糖尿病性腎症に対する再生医療等製品の開発などを事業内容とする新会社「株式会社ミネルヴァメディカ」を設立したことを発表しました。

設立日は2017年5月22日で、資本金は1億円、札幌市北区に本拠地を置くものとしています。出資は上記4者がそれぞれ25%ずつ行い、代表取締役には、ジーンテクノサイエンスの取締役会長である河南雅成氏が就任、兼務することとなりました。

再生医療
自己骨髄間葉系幹細胞での治療実用化を目指す
新会社のミネルヴァメディカはまず、北海道公立大学法人 札幌医科大学と共同研究契約を締結しました。同大学の解剖学第二講座、藤宮峯子教授が研究を進めている、糖尿病性腎症の自己骨髄間葉系幹細胞を用いた治療法の実用化に関する研究を行っていく方針です。

藤宮教授の研究は、免疫調節能や組織修復能を発揮する体性幹細胞として細胞療法で注目される、骨髄間葉系幹細胞(MSC)を用いた、糖尿病性腎症の新しい根本的な治療法を開発しようとするものです。

すでに糖尿病モデル動物によるMSC治療で、腎機能の増悪が抑制されること、組織に集積する炎症細胞を減少させることができ、組織の修復が認められることなどを明らかにしており、これらの有効性が主にMSCによって分泌される液性因子から導かれることも確認しています。

今後は非臨床研究で、ヒト生体材料からの賦活剤の効果的調整法開発や有効因子の同定、リスク因子の同定、規格化・品質管理に向けた準備を進め、あわせて糖尿病患者由来の骨髄間葉系幹細胞の培養法開発、治療効果の再現性、薬効・薬理の評価なども行っていくとし、本格的な実用化を見据えた必要投与回数、投与間隔、生体内局在、安全性評価といった検討もスタートさせていくことがすでに発表されています。

ミネルヴァメディカでは、こうした一定の効果が実証されている研究成果を活かし、共同での研究開発を推進、安定した細胞製造体制の整備や安全で効果的な治療法の確立を実現させて、再生医療等製品としての承認取得、上市へ早期につなげていきたいとしました。

糖尿病性腎症は、合併症のなかでも、重篤で不可逆的、命に関わる深刻な事態を招くものであることから、今後の動向が注目されるでしょう。

(画像はジーンテクノサイエンス ホームページより)


外部リンク

株式会社ジーンテクノサイエンス プレスリリース
http://file.swcms.net/

株式会社ジーンテクノサイエンス ホームページ
http://www.g-gts.com/

Amazon.co.jp : 再生医療 に関連する商品
  • 【承認不要】志木市のむかしから今にいたるまでのことを知るなら郷土資料館(8月31日)
  • 細胞の抗ストレス機能を利用した2型糖尿病治療薬の可能性を示唆(12月25日)
  • 甘いのに低GI しかも完全オーガニックな食品が発売(12月24日)
  • 患者自身の脂肪細胞を使う遺伝子治療 糖尿病への応用に期待(12月23日)
  • 抗ストレス化合物に肥満や糖尿病軽減効果を確認 ドイツ(12月18日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->