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2026年08月02日(日)
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NBIと神戸大、インスリン抵抗性による糖尿病などの新薬開発共同研究へ

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NBIと神戸大、インスリン抵抗性による糖尿病などの新薬開発共同研究へ

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糖尿病は、世界各地、数多くの患者さんが悩まされている疾患であり、世界的な社会問題ともなっている病気です。そのため、さまざまなアプローチによる新たな薬剤や治療法の開発を目指す研究も活発に行われており、動向が注目されるところとなっています。

インスリン抵抗性に注目した新規治療薬を目指す産学共同研究
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(NBI)は5月30日、国立大学法人神戸大学と、インスリン抵抗性に起因する2型糖尿病および関連疾患の新規治療薬開発を目的とする共同研究契約を締結したことを明らかにしました。

ベーリンガーインゲルハイムでは、糖尿病を含む代謝性疾患を、重点疾患領域のひとつとして位置づけており、今回の共同研究契約をもとにした研究・開発により、将来、糖尿病などに対する革新的な治療法を、新薬の提供を通じて患者に提供、世界の人々の健康に貢献していきたいとしています。

糖尿病でよく耳にする“インスリン抵抗性”ですが、これは肥満やストレス、加齢といった環境因子などから獲得されてしまうもので、これが生じると、膵臓の働きによって作られ、ランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるペプチドホルモンのインスリンという、血糖値を下げるほぼ唯一のホルモンであり、糖代謝における重要な役割を担うものが効きにくくなることが判明しています。

このインスリン抵抗性により、2型糖尿病やその他の代謝性疾患が発症・進展するとみられ、インスリン抵抗性の改善、感受性の向上を図る治療アプローチも積極的に開発されています。

ベーリンガーインゲルハイム
NBIのアカデミア発創薬開発部門と神戸大で新薬の創出を目指す
2型糖尿病は、発症直後における目立った自覚症状はないものの、進行すると糖尿病性網膜症や糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害といった三大合併症のほか、大血管および細小血管障害による重篤な合併症、心血管系疾患の発現リスク増大といった状態を引き起こし、命に関わるものとなります。

また、インスリン抵抗性に関連する疾患として知られる、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)や非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)といった代表的なものは、最終的に肝硬変や肝がんへといたることもある深刻な病気です。

NBIと神戸大学による共同研究では、こうした疾患への新薬開発を加速的に進めることが目指されることとなります。

神戸大学の医学研究科、糖尿病・内分泌内科学部門の小川渉教授は、これまで一貫してインスリンの作用機序と糖尿病に関する研究を進められており、すでに多くの重要な知見を提示されています。今回の共同研究では、こうした小川教授の積み上げた知識や技術・ノウハウと、NBIの有する幅広い創薬研究経験が活かされるということで、画期的な新薬の誕生が期待されます。

ベーリンガーインゲルハイムは、研究開発主導型の大手製薬企業として、グローバルにその体制を確立しており、2015年にはアカデミア発の創薬を活性化させる目的から、新たな研究部門として「Research Beyond Borders(RBB)」を探索研究組織内に立ち上げています。

同部門では、社外のパートナーと積極的なアライアンスを推し進めることで、最先端の医療・科学領域、技術をタイムリーに、効率よく開拓し、重点疾患領域のほか、アンメットメディカルニーズの高い疾患領域での医薬品開発につながる研究活動が行われています。日本では、このRBB部門として今年1月、NBI神戸医薬研究所内に「創薬研究アライアンス部」が設立されました。

今回の共同研究も、こうしたRBB部門の国内組織と、神戸大学の学術・産業イノベーション創造本部が共同して仲介、成立したものということです。

(画像は日本ベーリンガーインゲルハイム ホームページより)


外部リンク

日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社 プレスリリース
https://www.boehringer-ingelheim.jp/

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