キューサイ株式会社は11日、ケールの摂取が食後血糖値の上昇を抑えることを確認したと発表しました。
ケールとは、南ヨーロッパ原産のアブラナ科の野菜で、キャベツの原種です。キャベツは葉が重なって球状になりますが、ケールは球状になりません。
ケールは、β-カロテン・ビタミンC・カルシウム・ルテイン・葉酸・ミネラルを豊富に含んでいます。栄養価の高い野菜なのです。
研究の背景
血糖値は空腹時に低くなり、食後に高くなるものです。しかし糖尿病は、空腹時も血糖値が高い状態のままになってしまう病気です。食後血糖値の急上昇が糖尿病に繋がると言われており、食後血糖値のコントロールが注目されています。
研究概要
21歳~64歳で血糖値が高めの男女42名に、プラセボ(ケールを含まない食品)またはケール粉末(7gと14g)を、炭水化物を多く含む親子丼と同時に摂取してもらい、食後30分~120分時点の血糖値を測定しました。
するとケール粉末(7gと14g)を摂取した人の食後血糖値は、プラセボ粉末を摂取した人と比較して、摂取後60分時点で有意に抑制されました(グラフ参照)。
同社は、ケールに含まれる食物繊維が、腸内での食物の粘度を上昇させ、血糖値上昇を抑制したのではないかと考察しています。
今回の研究により、ケール粉末は食後血糖値の上昇を抑制する効果があること、その有効量は7gであることが確認されました。
(画像はプレスリリースより)

キューサイ株式会社 プレスリリース
http://corporate.kyusai.co.jp/