株式会社ナガセ ビューティケァ(長瀬産業株式会社の100%子会社)は食品素材である「発酵霊芝(霊芝自己消化物)」を独自に開発。
発酵霊芝が血管内皮細胞に与える影響について調べた所、炎症が原因で増強する因子の発現を抑制する効果が発見されたので、「血管内皮細胞の炎症に対する発酵霊芝の影響」という題目で、薬学会第63回年会にて発表しました。
腸内環境の改善など、様々な効果がある「霊芝」
薬用キノコの一種である霊芝は血圧やコレステロールを下げる、免疫を調整する、抗ガン作用や腸内環境の改善など、様々な効果が報告されています。有効成分として認識されている多糖やガノデリン酸。現在も成分の探究、機能性研究に取り組んでいます。
「発酵霊芝」を開発
また、霊芝に含まれる酵素に注目。霊芝を自己消化させることで、酵素が持つ機能性を高めた「発酵霊芝」を開発しました。酵素が持つ特性に関する研究も進められています。
今回、発酵霊芝が血管内皮細胞に与える影響について調べた結果、TNF-αが原因で増強された接着因子の発現を抑える機能性を新たに発見しました。タンパク質性因子であるTNF-αは炎症を誘導します。
炎症の際に血管内皮細胞上で発現が増強にICAM1(Intercellular Adhesion Molecule)はリンパ球、単球などの免疫担当細胞の接着にも関与。TNF-αによる血管内皮細胞の炎症誘導時にこのエキスはTNF-αにより増強したICAM1の発現を抑えることも解析の結果、確認されました。
血管内皮細胞の炎症を抑える
血管内皮細胞の炎症を抑える成分が発酵霊芝に含まれている事が考えられ、多糖に注目。発酵霊芝熱水抽出エキスから多糖を分画した結果、多糖にはVCAM1の発現を抑制する作用がある事が確認されました。
血管に与える影響に関して、今後も「発酵霊芝」に含まれている多糖以外の成分にも着目し、研究を進めていく予定です。
(画像はプレスリリースより)

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