11月14日は世界糖尿病デーです。国内では毎年、この日を含む1週間を全国糖尿病週間としており、各地でさまざまな催しや取り組みが展開されます。福島でも複数の行事開催が予定されており、福島市医師会は16日、第14回県北糖尿病週間記念行事として「市民公開講座」を開催することを発表しました。
“打糖!”予防から上手な付き合い方まで正しい知識を身につけよう
現在、日本の糖尿病罹患者数は、その予備群を含めると2,000万人以上といわれています。これは総人口の1割を超える数値であり、まさに国民病、深刻な社会問題のひとつといわねばなりません。しかし、糖尿病やその疑いのある人の実に半数以上は、治療を受けていないともいわれます。
糖尿病は1度発症すると完治できないほか、初期の段階ではおよそ気になる自覚症状もありませんが、放置していると病態が進行し、さまざまな合併症を引き起こすものとなります。全身にわたる合併症と糖尿病に伴う疾患リスクの上昇は、健康な生活を著しく乱してしまうことはもちろん、命にも関わる深刻な結果をもたらしうるものです。
今回の福島市医師会らによる「市民公開講座」は、そうした糖尿病の本当の怖さを広く知ってもらい、発症を未然に防いだり、日々の生活においてうまく付き合うことでその進行を遅らせたりすることを目的としています。
入場無料、誰でも気軽に参加できる!
「市民公開講座」は、11月13日の13:00から、福島市森合町にある福島市保健福祉センター5階の大会議室で開かれます。入場は無料で、誰でも自由に参加することができます。
当日は、まず県北糖尿病談話会代表理事を務める大木内科医院の大木厚氏より開会挨拶があります。その後、第1部として帝京大学医学部 内科学講座教授の塚本和久氏をゲストスピーカーに迎え、特別講演が行われます。テーマは『打糖教室!~糖尿病をよく理解し、付き合い方を知りましょう~』です。司会進行は、県北糖尿病談話会幹事で本間内科の本間一男氏が担当します。
第2部では一般展示として、看護師による「血糖測定」コーナーや、管理栄養士によるアドバイスの「栄養コーナー」、パネル展示などが設けられる予定で、実際に参加しながら、自身の健康と向き合うことができるでしょう。
「糖尿病相談」も受け付けることとなっており、JCHO二本松病院内科の栁沼健之氏、たに内科・糖尿病内科クリニック院長の谷牧夫氏、北福島医療センター内科の小川雅士氏、福島赤十字病院糖尿病代謝科の佐藤義憲氏、以上4名の専門医師が参加するとされています。
ためになる話を聞いたり、気になることを相談したりできる貴重な機会であり、受診を迷っている人や、血糖コントロールがうまくいかず悩んでいる人など、あらゆる人にとって明日の健康に役立つ講座となるでしょう。近隣の方は、ぜひ足を運んでみてください。

福島市医師会 お知らせ
http://www.f-ishikai.jp/information/1199.html「市民公開講座」案内資料
http://www.f-ishikai.jp/2016-11-13