健康効果に優れている「納豆」。 一般社団法人健康栄養支援センター 代表理事で栄養士の池上淳子さんに納豆の健康効果と栄養を効果的に摂るワザについて聞いてみました。
納豆の健康効果を高める食材(キムチ、アボカド、タマネギ)
キムチは発酵食品であり、乳酸菌を含みます。乳酸菌は納豆菌と一緒に摂ると相乗効果を発揮。腸内環境を整えるのに高い効果をもたらし、健康効果や美肌効果にも繋がります。
キムチに含まれる唐辛子のカプサイシン。脂肪燃焼を助ける働きがあります。納豆はビタミンB2など、脂肪の代謝に必要な栄養素が豊富。キムチと納豆を一緒に食べることで、ダイエット効果も期待できます。
納豆とアボカドに多く含まれるカリウム。むくみを解消する効果があり、余分に摂った塩分を排出する作用もあります。食物繊維が多い納豆とアボカド。便秘を解消する効果があり、デトックス効果(不要な代謝物質を排出する効果)がある事でも注目されています。
腸の善玉菌のエサになるオリゴ糖。タマネギはオリゴ糖を含み、納豆と一緒に食べると、さらに腸の健康が促進される。ケルセチンも含まれているタマネギ。血行を促進する効果があります。
納豆に含まれるナットウキナーゼ。「フィブリン(血栓の主成分)」を溶解する働きなどがあり、タマネギと納豆の合わせ技は高い血行促進効果が期待できます。
ナットウキナーゼは血栓の予防に効果的
何らか原因で血管内の血液が凝固したのが血栓。血栓が生じやすい食生活や生活習慣は脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクを高めるといわれています。
「フィブリン」は血栓の主成分。納豆に含まれるナットウキナーゼは「フィブリン」に直接作用し、溶解する働きなどがあります。納豆を食べることは、脳梗塞や心筋梗塞の予防にもつながります。
血栓は夜から朝にかけて生じやすい。納豆を食べた後、約10~12時間、作用するといわれるナットウキナーゼ。納豆を夕食に食べると、夜から朝にかけての時間帯、ナットウキナーゼの効果を得ることができます。眠っている間、ナットウキナーゼが血行を良くして、血栓を予防。
なるべく常温で食べるのが良いという納豆。ナットウキナーゼは熱に弱いため、納豆を調理する時は注意が必要です。70度以下の状態で加えることがポイント。加熱調理をする場合は、皿に盛った後に混ぜ込みます。もしくは火を止めて、粗熱がとれた後に投入。
納豆は栄養豊富な発酵食品
消化の良い、栄養豊富な発酵食品である納豆。大豆を蒸し、発酵・熟成させて作ります。大豆が発酵する過程で生成されるナットウキナーゼなどの様々な栄養素。
納豆はミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛)や食物繊維、納豆菌も豊富で、ビタミンB2、ビタミンK、葉酸、その他の栄養素も含んでいます。
納豆菌の健康効果
納豆に多く含まれる納豆菌。善玉菌が増えるサポートをします。整腸作用に効果を発揮して、便通を改善。悪玉菌による腐敗物の生成量を減少させ、有害物質を吸着することで、排泄を促します。
(画像はプレスリリースより)

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