2016年7月21日、アークレイ株式会社は韓国の製薬会社「LG Life Sciences Ltd.」と血糖自己測定器の供給に関する契約を結んだことを発表しました。
「LG Life Sciences Ltd.」は医薬品や精密化学製品の開発から販売までを手がけており、糖尿病治療新薬も保有しています。そんな会社と同社が協業することによって、今まで以上に韓国の糖尿病治療に貢献したいと考えています。
血糖自己測定器と言えばアークレイ
同社が開発した血糖自己測定器「Glucocard X-meter」は海外向けに作られたものであり、今では世界各国で販売しています。今回の契約により、「Glucocard X-meter」と「X-sensor」の韓国国内における供給は同社が独占できることに。
「LG Life Sciences Ltd.」が保有する糖尿病治療新薬は「Zemiglo(ジェミグロ)」。この薬剤は韓国国内で開発された初の経口用糖尿病治療薬であり、インスリン分泌ホルモン分解酵素の働きを阻害することで血糖値をコントロールするのです。
韓国の糖尿病事情
近年、韓国でも糖尿病患者が増加傾向にあります。大韓糖尿病学会と健康保険審査評価院の調査によると2003年から毎年10%ずつ糖尿病患者が増えていると考えられています。20歳から79歳までの成人の約8%が糖尿病を発症しており、毎年20万人から30万人の新たな糖尿病患者が増えているそうです。
韓国の糖尿病患者は欧米人のような肥満型ではなく、日本と同様にやせ型糖尿病が多いとされています。
韓国の健康保険料全体の20%が糖尿病治療やその合併症の治療に使われており、このまま糖尿病患者が増え続ければ社会的負担が大きくなりすぎるため国家をあげて糖尿病を管理する必要があるのではないかという意見もあるようです。

アークレイ株式会社 プレスリリース
http://www.arkray.co.jp